農業共済新聞の紹介

今週の近畿版

2018年9月3週号

歴史ある赤米もみ種を継承

芋野郷赤米保存会 京丹後市

藤村さん

ドライフラワー用の赤米を手に藤村さん

 「今年の田植えイベントは約60人もの参加がありました。生育も順調です」と話すのは京丹後市弥栄町の芋野郷(いもののさと)赤米保存会会長・藤村政良さん(68歳)。同地区は、平安時代に赤米を献上していたことから、2011年に保存会が設立。田植えイベントを行い、古代米、ドライフラワーなど加工品の販売も行う。
 現在、赤米2アール、黒米2アール、採種・加工用に13種の赤米4アールを作付けし、土作り以外は肥料・農薬を使わずに栽培する。赤米圃場には早生と晩生品種があるため、水管理や落水時期の見極めが難しく、晩生はスズメの被害対策に苦労する。
 「保存会の目的はもみ種の継承です。そのため、役員は30〜80代の各年代1人ずつで構成しています。少しずつ若い世代に引き継いでいけたら」と藤村さんは笑顔で話す。


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