農業共済新聞の紹介

近畿版京都支局記事

2018年6月3週号

仕出し弁当が定着

綾部市の女性グループ「ふたば」

メンバー

「ふたば」のメンバー。前列左が代表の藤原さん

タケノコ

地元野菜を使った「綾菜弁当」

 綾部市物部町須波岐(すわぎ)地区で活動する「ふたば」(代表・藤原則子さん=68歳)は、グループで栽培した野菜を中心に地元産を使った仕出し弁当「綾彩(あやさい)弁当」の販売と、直売所への野菜の出荷に精を出している。
 1993年4月に発足して、そばやキュウリの漬物、もろみ、納豆などの加工品作りからスタートした。その後、地元の老人会から仕出し弁当の注文があり、取り組んだところ、評判を呼び定着していった。
 今では、年間約6千個の仕出し弁当を販売していて、メンバー9人で注文が入り次第作業に取り掛かっている。
 メンバーは60代と70代が中心だが、50代の後継者も育っている。

地産地消を大切に

 代表の藤原さんは「活動を通して企画・実践の力がつき、わずかながら収入を得ることは農村女性の自立の一例ともなった」と話し、「近所の人と共同作業をすることはみんなの楽しみ」と、この活動が大切な交流の場となっている。
 年3回行う「ふたばサロン」は、老人会も一緒に集まり地域の人にも喜ばれている。周りから「須波岐地区の人は活動の場があっていいな」と注目されるほどになった。
 現在、年間を通じて地産地消を行おうと、グループで管理する畑(20アール)とメンバー各自の畑で少量多品目の野菜栽培に力を入れる。9月末まで収穫できるキュウリの栽培に取り組むなど、食材の確保に余念がない。


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