農業共済新聞の紹介

近畿版京都支局記事

2018年4月2週号

加工用野菜 さらなる規模拡大へ

二ノ宮 大地さん 京丹後市

二ノ宮さん

「丁寧な苗作りが出荷増につながります」と笑顔の二ノ宮さん

 京丹後市弥栄町の二ノ宮大地さん(22歳)は就農3年目。ハウス2棟と約320アールの丹後国営開発農地でサツマイモ、キャベツ、カブ、ダイコンなどの加工用野菜を栽培し、規模拡大に向け奮闘している。
 小学生のころから祖父・清さん(79歳)の影響を受け、農業に興味をもった二ノ宮さん。 高校3年生の時に清さんの強い勧めで京都府が募集する「丹後農業実践型学舎」(別項参照)に応募。学舎の2年間で営農の知識を身に付け、卒業後に就農した。
 就農1年目はハウス内の水管理に失敗し、生育の悪い苗ばかり。農家仲間から苗を譲ってもらいなんとか定植したが、虫害発生で契約の3分の1しか出荷できなかった。
 2年目は失敗を繰り返さないよう1日に3〜4回は苗の状態を確認して、水やりと温度管理に注意した。そのかいあって苗の生育が順調に進み、カブは契約出荷玉数の1万個に対し約1万2千個出荷できた。
 「品質の良いものを出荷できたので、今年は出荷契約が約1万5千玉〜2万玉まで増えそうです」と喜ぶ。
 祖父の清さんは「いろいろな失敗をしながらも、くじけず前向きに楽しんで農業に取り組んでほしい」と話し、孫の農作業を手伝う。
 二ノ宮さんは、「このまま安定した収量を確保しながら、将来的には700アールぐらいに規模拡大を目指したい」と抱負を話す。

▽丹後農業実践型学舎=京丹後市の丹後国営開発農地での大規模野菜生産を実践できる中核的担い手を育成する研修。内容は、生産から加工・流通・販売までの実践的な研修のほか、農業経営に関する座学等、就農に必要な知識と技術等の研修。


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