農業共済新聞の紹介

近畿版京都支局記事

2018年3月4週号

水車 魅力アップにひと役

仏主水と緑を守る会 京丹波町

藤田さん

「木製の水車は、老朽化に伴い2015年に鉄製の水車に補修された」と話す藤田さん

水車米

水車米は道の駅で販売(3合入り350円、1キロ入り750円、2キロ入り1400円)

 京丹波町の「仏主(ほどす)水と緑を守る会」は、昔ながらの農村景観を取り戻そうと2005年に地域のシンボルだった水車を復活。水車の動力を利用した「水車米」の販売などを行う。
 水車米について、「炊き上がったときの粘りや風味は機械精米とは比べ物にならない」と自信を見せる同会役員の藤田勉さん(69歳)。
 玄米15キロを48時間かけて水車の杵で精米することで、米粒に熱が加わらず胚芽やビタミンが損なわれないのが特徴だ。

精米して「水車米」、発電も

 水車は09年に「エコマイクロ水力発電施設」として運用を始め、70ワットの出力で、田畑に設置した300メートルの獣害防止電気柵や街灯の電力を賄う。
 仏主地区は、国定公園に指定された長老ヶ岳の観光コース。観光者には水車米の試食なども行い「今後も地域の魅力を伝え地域活性化につなげたい」と意欲的だ。


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