農業共済新聞の紹介

近畿版京都支局記事

2018年3月3週号

夫婦で地元の魅力を発信 農家民宿もスタート

小澤 五男さん、奈弓さん 福知山市

小澤さん夫妻

「民宿の食事メニューや田舎暮らしの魅力発信など夫婦で考えています」と笑顔の小澤さん夫妻。

看板

農家民宿の目印となる看板

 福知山市の小澤五男(いつお)さん(62歳)と妻・奈弓(なゆみ)さん(45歳)夫妻は、大阪から移住して12年。農業も少しずつ軌道に乗り始め魅力ある田舎暮らしを伝えようと夫婦で試行錯誤している。
 「雪が多いとは聞いていたがここまでとは」と、移住後初めて迎えた冬の厳しさに驚いた五男さん。雪下ろしのために初めて屋根に上がった時は足が震えた。奈弓さんは「自然と向き合いながらの生活は何もかもが新しい体験です。主人が石臼で挽いたそばは本当にごちそうですよ」と日々の暮らしに喜びを感じる。
 初めは知り合いから田を数枚借り受けて作付けしていたが、集落の住民とも交流を深めるうち、少しずつ面積を拡大してきた。現在は、約40アールの圃場を借り、米、野菜、キノコ栽培を行うほか、そば打ちやこんにゃく作りにも励んでいる。
 手間の掛かるキノコ栽培では、マイタケやシイタケ、ナメコ、ヒラタケなど多品目を栽培し、レストランなどに卸す。「以前、都会で食べていた米や野菜は普通においしいと感じていたが、ここに来て、自ら手を掛けて作る作物は格別」と味に自信を持つ。
 「今後は、通年で栽培する作物のさらなる販路開拓に取り組みたい」と意気込む五男さんだ。
 今年から、農家民宿「そばの実 おざわ」を開業した。新たなチャレンジがここでの暮らしの原動力につながっている。


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